オタク文化と性処理について随分前から考えていること

どうもみなさん、性処理はかどってますか?

 

 

こんにちは。

文系大学生です。

 

 

クリスマス真っ只中の先日このようなツイートを見かけました。

 

 

 


 

 

たしかに悲しい。

 

 

 

私もTwitterにアカウントを持っていて、そこでフォローしている人々はいわゆるオタクって人種なんですけど、

彼らの趣向とその道具についてここ2,3年考えておりました。

 

以下はオタク文化と性処理についての数か月前の私の一連のツイートです。

(一部加筆修正してあります。)

 

 

 

 

今日(主に男)の欲求を満たすコンテンツは二次創作を含めて充実しすぎていて、そういう魅力的すぎるコンテンツを手放しに楽しみまくると、現実に期待する意味をマジで見失いそうだから距離置いてるの、分かる人いますか?

 

極めて無遠慮に言うと、
一昔前は血気盛んな青少年たちにとって童貞は即ち死だったと思うんだけど、今は何とかなってしまう。
そして何年も何年もその莫大なエネルギーをどうにかこうにか誤魔化し続けてしまうと、現実に性の魅力を感じる必要が無くなってしまうんじゃないかと思うんですよ。
これは危機的状況なんじゃないかと思うわけです。

 

自らの欲求における恐ろしく高い理想だけが一人歩きしてしまって、いざ目の前に異性が現れても、
まぁワイには○○ちゃんがおるし^ ^
で済んでしまうような気がしてなりません。
仮想世界の女性たちは無条件に僕たちを受け入れ、誘ってくれる。
こんなに素晴らしいことが電子の海に溢れかえってしまっては、現実に何の魅力があろうか。そう結論付けることが可能になってきてしまう。

 

愛は確かに大きな要因だと思います。
でも未発達な青少年が愛に辿り着くためには性が手っ取り早いのも事実だし、そうやって心を成熟させてきた大人たちは山ほどいると思う。

とりあえず公式を覚えさせられてその後に数学の大切さや面白さに気づく、みたいな。
その筋道を絶たれたかもしれない現代の我々は、愛を学ぶ機会を搾取されてると言えませんか?
性欲解消という目先の目的を優先しすぎた末路だと思いませんか?

 

童貞をこじらせたり二次元への性対象の移行を開き直ったりするのは悪いことじゃないと思うんです。まだ未練がある証拠なので。
でも、もう心の底から男性向けコンテンツに納得して永住を決めてしまったら、、、
彼らは現実世界で性欲を満たすことを放棄することになってしまう。
人類の生殖システムの敗北だと思うわけです。

 

僕はここ数年のTLを見ていて本当にこわいです。
童貞がダサいとかそういうことは二次的であってどうでもいい。
童貞であれ既卒であれ、現実に興味を持てなくなっている人が続々と増えそうなのがこわいんです。

 

古くはコンニャクやらエイの肛門やらをオナホの代わりとしてきて、浦島伝説の起源は亀との結婚ともいいますし、鶴の恩返し(鶴女房)など異類婚姻モノは世界各国で伝説になっていると聞きます。時代は流れて遊廓などが生まれ、現代では映像・音声技術の飛躍的発達や道具たちの進化によって、人類の様々なニーズに応えられるようになってきました。

 

VRを含めたら、コンテンツは計り知れないほどさらに進化するでしょう。これらは人類の一つのベクトルにおける進歩であることは認めます。
しかし資本主義がそうであったように、本当に人類の幸福のためになっているのか。
触覚・嗅覚までもが再現可能になってしまったら、いよいよという感じがします。

 

エロは世界を救いますが、道具は人類を減らしてはあるまいか。
目先の欲求に目が眩んだ我々への仕打ちが、今にも来そうでこわいです。

 

 

最後にもう一度、このツイートを貼ってお別れとしましょう。